多自然型護岸工とは、従来のコンクリートブロックで固めるだけの護岸工事とは異なり、治水上の安全を確保しつつ植物の良好な育成環境に配慮した、水と緑豊かな護岸を作る工事のことです。
これは、国土交通省が推進する「多自然川づくり
[?]」の要素の一つであり、工事後の生態系の回復や、美しい自然景観を創出する事が出来る護岸です。
「多自然川づくり」とは、河川全体の自然の営みを視野に入れ、地域の暮らしや歴史・文化との調和にも配慮し、河川が本来有している生物の生息・生育・繁殖環境及び多様な河川景観を保全・創出するために、河川管理を行うことを言います。