多自然型護岸の例
多自然型護岸工とは
施工上の注意点
工事完了後の川づくり
天然の木材や天然石を利用した護岸が増えています。天然の素材は、コンクリートや金属、樹脂などと違って、藻の付着が早く、プランクトンや、それを餌にする魚や小動物の繁殖に有効です。間伐材などの木材で組んだ枠にブロックや石を詰めて護床にする木工沈床(写真下)や、自然石を護岸製品として扱いやすいよう加工したもの(写真右)などがあります。
樹脂製(ペットボトルのリサイクル品など)のネットに、玉石を詰め込んで作る護岸製品を使った工法。中に詰めるのは、現場から出てきた玉石の他に、旧護岸ブロックを取り壊した際に発生したコンクリート殻などを利用するなど、エコな工事をアピール出来る。供用開始後、土砂の堆積などもあって、植生の回復はきわめて良好なことが多く、多自然という観点から、使用されることが多くなっている。
>次へ
袋詰めネットによる護床、根固め
天然素材を使用した護岸
現場で袋詰めすることになるが、製品によってはネットが破れやすい為、注意することが大事です。

葛、和ハーモテックHPより

環境工学芥Pより

国土交通省HPより

高原木材(有)HPより