舗装工事といえば、アスファルトを施工するだけの工事を連想されるかもしれませんが、そうではありません。
良い舗装道路を作るためには、その下にしっかりと締め固まった路盤が必要であり、さらにその下には、安定して支持力を発揮する路床が必要不可欠です。
そのことを軽んじて施工を行うと、耐用期間が極めて短い、粗悪な道路を作ってしまうことになりかねません。
舗装工事の監督者には、幅広い知識と経験が必要と言えます。
道路工事は、土木工事の基本です。道路を作るためには、掘削や盛土のような土工事やトンネル工事、橋脚や擁壁などを作るコンクリート構造物工事、雨水を流すための排水工事など、様々な工種が関わってきます。
舗装工事は、これら複合的な工事のフィナーレとして行われますが、長い時間を費やしてきた工事全体の中では、比較的短時間で済んでしまうものです。
しかし、利用する一般市民にとっては、自動車の乗り心地や耐久性、一番気になるところです。
土木工事のスペシャリストを目指すなら、舗装工事も極めてみませんか?