現在、電柱によって地上に張り巡らされている電線類は、都市の景観を壊すことはもとより、通行や消防活動を妨げたり、台風・地震等の災害時に切断されることによる二次災害の発生等多くの問題点が指摘されています。

電線共同溝は、調和した機能的な道路空間と美しい街並みを形成するため、これら電線及び光ファイバーをまとめて道路に収容する施設で、コンパクトで敷設がしやすく、低コスト化・工期短縮が図れるとともに、増設や維持管理が容易という点でも優れています。

電線共同溝(C・C・BOX)とは

高度情報化社会も視野に入れた電線共同溝(C・C・BOX)

 道路の地下空間を活用した光ファイバー・電気・通信ケーブル等を共同収容する空間が電線共同溝(C・C・BOX)で、光ファイバー網整備の支援、高度道路交通システム(ITES)の情報通信基盤となります。

電線共同溝ができると